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フランス旅行2012年春第10日目@その1 パリでも歯医者

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6時ごろ、激しい雨音で目が覚めました。



あまりにボトボト雨音が激しいので、どこかで雨漏りしてるのか、と心配して調べましたが、単に、外の音がよく聞こえただけだったようです。

さて、この日はパリで歯医者さんへ行く日。
朝(日本では夕方)に行きつけの歯医者さんへ電話して、前回ロワールでの歯医者さんの診断内容を説明。
また、今日、別の歯医者さんとこへ行くことを説明し、治療方針について、相談しました。

行きつけの歯医者さんは、「神経が駄目になっているなら、現地の判断に従って、取ったほうがいいでしょう」とのこと。あああ、、、、

8時半ごろ、雨が上がったようなので、何度も行っているカフェへ。
クロックムッシューとラテで朝ごはんにしました。

前の晩、カフェは男性ばっかりがいたことを思い出し、この朝はお客さんの様子を観察してみました。
すると、カウンターには、コーヒーのみながら、おじさん達がおしゃべりしてます。

もう9時ごろなんだけど、仕事しなくていいのかなー?

さて、歯医者の予約は11時半。初めて行く場所ですし、念のため10時半にホテルを出発しました。

最寄の駅は地下鉄Europe。そこまでは問題なく到着できました。

そこからロワールでEさんにプリントアウトしてもらった地図を頼りに歩きだしますが、なんか、地図と実際の道が違う。

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複雑な道路

行ったり来たりしながら、目的のストリート名を歩きます。

番地は23 rue~とあるので、番地が書いてある表示を見ながら歩いていると、それらしき「23」の表示を発見。

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でも、歯医者というより美容院に見えます・・・

ちょっと困って考えてると、郵便配達の人が通りすぎました。
声をかけて、行きたい番地を見せて、ここ(美容院)であってるか尋ねてみたところ

「違うと、こっちこっち」と数件先まで連れていってくださいました。

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それがこちら。

で、どうやって入るのかしら、と思うまもなく、郵便配達の方、ドアを開け、中に入って、またあったドアのベルを鳴らして、開けてくれました。

有難い・・・(自力では無理無理)

で「3Fだよ!」と教えてもらいました。お礼を言って中に入り、階段を登っていきました。

狭い階段を登っていくと、別の人がエレベーターから降りてきました。
そっか、エレベータがあったのね。
目に入ってなかった・・・

エレベーターから降りてきた人が、ドアの前で呼び鈴を鳴らしたので「歯医者さん?」と聞いてみると「そう」とお返事いただきましたので、後ろについて、一緒に中に入りました。

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歯医者さんとこのドア

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表札
3人の歯医者さんが一緒にやってるのかしら?
私が会いに来た歯医者さんは、Dr.Schneiderです。

中に入り、受付らしき人にロワールでいただいた紹介状を手渡すと、こっちのお部屋で待ってて、と待合室に通されました。

とりあえず、正しい歯医者にはたどり着いた模様(ほっ)

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待合室の中。ホテルのラウンジ?のような感じです。

私の先に入った人のほかに、あとから1人入ってきました。
待っていると、名前が呼ばれ、待合室から、別々のドアから、出ていきました。

歯医者さんによって、部屋が違うということは、この待合室は共同で使ってるのかな~?

だいたい時間どおり(11時半)に名前が呼ばれ、開いたドアから入っていきました。

中へ入ると、若そうな男性の歯医者さん。
痛くなった症状の説明をし、ふんふんと聞いてた歯医者さん。
まずは診ましょうと、またもやX線を撮りました。

診察室はロワールの歯医者さんと同様、診察台が1つ部屋の中央にあり、先生のデスクが置いてある、歯医者というかなんというか、な空間でした。

で歯の状態を見た歯医者さん、痛む歯の根元を治さなければならい、今日はできるだけ治すので、続きは日本でやってね、と説明。歯医者さんには、日本の歯医者さんへ、治療内容をお願いして書いてもらいました。

さて、いよいよ治療です。
診察台に座ったあたりは日本と同様ですが、青いビニールを口に被せ、プラスチックの輪っかのようなもので、開いた口に固定されました。

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ビニールは、使い捨て手袋なんかの材質と同じ

で、ビニールの真ん中あたりに穴をあけ、その穴からいろいろ差し込んで、歯の治療をしてたようです。
(というのも自分の姿が見えないので、だいたいの話です)

口、輪っかで固定されてるので、閉じることができないし、口の中にたまる唾をあまり吸い取ってくれないので、ちょっとごほごほ、苦しくなります。

歯医者さんはがりがり削ったり、神経らしきとこに触れたり(飛び上がるほど痛かった)、色々やってましたが、
「痛かったら手を挙げてね?」と一応言ってくれました。
まぁ痛かったけど、我慢するしかないので、我慢してました。

日本に帰ってから歯医者さんが見たところ、奥歯の被せの真ん中に穴をあけ、そこから内部を治療したそうです。

最後、診断書とか、日本の歯医者さんへの連絡事項を書いてもらい、150ユーロ支払いました。
支払は診察室で歯医者さんに直接、支払ました。

現金が足りるかどうか心配でしたが、クレジットカードで支払いも可能で、安心しました。

終ったら12時40分になってました。思ったより時間、かかりました。
すっかり、精神的に疲れました。

帰りはさきほどの待合室を通らず、別のドアを通ったところ、最初の受付に出ました。

お礼を言って、階段を降り、外へ出ようとドアを開けようとしましたが、ドアを押しても引いても、開きません。
(ドアは郵便配達の人が呼び鈴を鳴らして開けてくれたドアです)

困った・・・と思い、もう一度歯医者さんの受付へ。
下のドアが開かないの、と説明しましたが、あんまり英語が通じないみたいで、身ぶりで
「ボタンを押せ」と「ドアは引け」と教えてもらいました。

で、戻ってドアの傍にあったボタンを押して、ドアを引いてみると、ちゃんと開きました!
あ~よかった、と思ってると、後ろから別の人が下りてきました。

外に出るには、さらにもう1個ドアがあります。
そのドア・・・これまたひっぱっただけでは開きません。

どうしよう、と思ってると、さきほど下りてきた人がドアの右にあるボタンを押し、開けてくれました。

そりゃ、分からないわ・・・

と歯医者で疲れ、出入りでさらに疲れました。

お昼になってたし、お腹は空いてましたが、さきほど治療して歯に詰めた材料が固まるまで2時間は物を食べないでね、と言われているので、どこかでお茶でも飲んで休憩することにしました。

その2へつづく
by Patrick_Harper | 2013-07-23 18:30 | Travel 2012: FR